社会福祉法人いちもく会
川田華奈さん

高校卒業後、障がい者支援施設「いちもく神居」で働き始めて6年目となる川田さん。生き生きとした明るい話し振りから、障がいのある方と真摯に向き合う姿が伺えました。

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利用者に育ててもらい、やっと支援する側になれた

一年目は働くのも、障がい者施設に来るのも初めてで、何をしたらいいのか全然わかりませんでした。でも理事長が失敗してもいいし、理由があってのトラブルは責任を取るからと、自由にやらせてくれましたね。

最初は利用者に「これは今までどうしてた?去年はどうやってたの?」と聞いて、教えてもらいながらやっていたんですが、やっと聞かないでも自分で考えて出来るようになったかなと思います。本当に利用者に育ててもらった、利用者に職員にしてもらったという感じです。

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−やりがいを感じる部分は?

ありがとうって言ってもらえることですね。
初めのころはありがとうって言われても、言われたことの分を出来ていない気がして、申し訳ない気持ちになったりしてました。でも最近は研修や施設見学に行って、ちょっと知識がついてきて、自分で仕事をしているかなと思えるようになりました。やっと支援する側になれたかなっていう気がしますね。
それから、去年あたりから利用者のお母さん方と話をしていても、信頼してもらえるようになってきたと感じられるのがうれしいです。

−心がけていることは?

とりあえず明るく元気にですね。いつも笑顔でというのは理事長からもよく言われているので、笑っていればなんとかなるかなって(笑)考えすぎるとマイナス思考になるタイプなので、なるべく考えないようにしています!

−すごく仕事が楽しそうですね!

楽しいです!現場でみんなと活動している時が一番楽しいですね。

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今まで見えてなかったものが見えてくる

−同僚との連携はどうですか?

例えば「最近利用者にこういう様子が見られるね!」と教えてもらえると、自分ではそんなところ見えてなかった!っていう発見がありますね。報告っていうほど大げさじゃなくても、ちょっとしたことを確認しあえる関係が出来ているので、すごく助かっています。

−最後に一言お願いします!

「今日一日楽しかったと思って帰ってくれたらいいな」という気持ちや、「ありがとう」と言ってもらえる喜びを感じる、そういう思いやりのある人が向いていると思います。

何もわからなくても入ったら教えてくれるので、知識がなくても大丈夫です。
今は女性職員が多いんですが、男性職員が好きな利用者もいるので、男性の応募もお待ちしています!

 

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