株式会社 只石組
窪田稿平さん

埼玉県で就職後、旭川に帰ってきた窪田さん。只石組入社後は管理業務にステップアップしました。今年で3年目、まだまだ新鮮な気持ちを持って仕事に取り組んでいます。

株式会社 只石組

−どのような経緯で今の会社に入ったのですか?

旭川工業高校卒業後に、埼玉の会社に就職し重機オペレーター、作業員として働いていました。最初の数ヶ月間で車両系建設機械や大型特殊免許を取得させてもらいながら、見習として先輩に指導を受け経験を積んでいきましたね。その時は出張続きで、一番遠いところでは上海まで行ったこともありました。
次第に、家に居られないのが辛く、地元に戻りたいという気持ちが芽生え旭川にUターンをすることに決めました。いまの会社に勤め始めて3年目になります。高校生の時から只石組を知っていて、誘っていただいたのがきっかけです。まだまだ社内に知らない人もいるので、自分は新人という感覚でやっていますね。

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徐々に仕事を任されていく喜び

−現在のお仕事は?

前職は現場で実際に作業をしていましたが、今は土木職員として現場を管理する側の仕事をしています。入社してからは、道路の幅や高さの目印をつくるという作業を主にやってきました。最初はもちろん先輩がついて教えてくれますが、そのうち自分で現場を仕切っていくことになりますので、知識や経験を積んでいく内に、管理を任されるエリアがどんどん広がっていくというのもやりがいのひとつです。
現場が終わった後のデスクワークもあります。経費の管理や測量のデータの入力などには、土木の専用ソフトを使っています。CADを使っての作業もありますね。私も最初はパソコン自体全然使えなかったので、あまり得意でない方もだんだん覚えていけると思います。

−お仕事の大変なところは?

現場では年上の方が多いので、そこを仕切っていくというのは一番難しいところかもしれません。言葉遣いなど気を使う部分もあります。また冬場は除雪の現場管理で忙しくなりますね。夜間の仕事もありますよ。

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大きな現場を目指して

−心がけていることはありますか?
日々の成長を楽しむようにしています。自信がついていくという事は面白いことだと思うんです。まだまだわからないことだらけで、新しい事にも挑戦したいと思っているので、未だに新人という気持ちでいますね。
将来どれだけ大きな現場を任されるかというのが、目標なので、ゆくゆくはそういう人間になれたらいいな、と思っています。
−戻ってきて良かったと思うことは何ですか?

向こうでは寮生活だったので、家で落ち着いて暮らせるところと、家族が近くに住んでいるので安心できるところですね。一度旭川を離れた同級生も結構地元に帰って来ていて、転職の際には高校の先生や知り合いに相談して見つけているみたいです。自分たちの経験を生かして、高校の後輩たちには地元の企業の良さをアピールして行きたいと思いますね。

−これから働く方にメッセージをお願いします。
一度地元を出て行った人の中には、戻ってきたいという気持ちでいる人も多いのではないかと思います。愛着のある地元を一緒に活性化して行きましょう!