掲載日 : 平成27年7月8日
募集職種 : 1: 建設コンサルタント技術者 2:地質技術者
ステータス : 募集中 UIJターン歓迎
「まず、建設コンサルタントってどういう仕事?からご説明いたします」。と語るのは総務課の広長課長。
よく間違えられるのが家を建てるときの紛争解決のコンサルティングや経営コンサルタントだとのこと。
「実際は土木・インフラ整備のアドバイザーと考えてください」。
具体的な仕事には、官公庁が発注する道路・道路施設・橋梁構造物・河川または農業に関する調査・計画・設計・管理、地質・土質に関する観測・調査・解析といったものがあります。
いまアサヒ建設コンサルタントでは、将来を見据えて橋梁などの既存インフラの維持補修コンサルタント分野に力を入れていますが、そこには人材の悩みがあるそうです。
「東京オリンピックや震災復興があって、とにかく今は人材難。未経験の方でも良い人材がいれば採用したいですね」。
別業界からの転職組も分け隔てなくスタートラインに立つことができるでしょう。
社会資本整備の一翼を担う建設コンサルタント業界では、いかに魅力ある提案が出来るかが生き残りの戦略だと教えていただきました。
「一つの事業でも複数の提案ができるような体制を全社的に構築しています。単なる設計屋から脱却し、付加価値や満足度の高さを提供できる次のステップに移行しています。当社に頼んでよかったと言われるようにならなければなりません」。
こうした提案が可能なことが同社の存在理由だとしています。
「札幌などほかの大手の会社じゃなく、旭川・道北発っていうことにこだわっています。もちろん市内では一番、道内でも有数の建設コンサルタントを自称ですが(笑)自負していますね」。
旭川市で最も多い延べ人数24名の技術士を抱える同社の自信を感じました。
同社の強みは防災対策と橋梁点検。特に道路や雪の対策に力を入れており、上川管内の国道ではなにかあれば同社が24時間体制でパトロールや応急対策なども請け負っています。
そのために同社では移動気象観測車などの先行投資も積極的に行ってきました。
それではインフラ、特に橋梁の長寿命化対策について同社はどのような強みを持っているのでしょうか。
「橋梁の維持管理や保守は新しく橋を作る以上に専門的な知識がないとできません。施工上の問題点を考慮し、管理、保守をトータルで行う長寿命化計画となると旭川にライバルはいないかもしれませんね」と、数多く積み上げてきた実績への信頼をうかがわせます。
同社には本州大手のコンサルタントやゼネコン経験者も多く在籍していますが、北見工業大学から関東の橋梁メーカーに就職して橋梁設計をされていた高橋さんもUターン組の一人です。
「前にいた会社がちょうど希望退職を募ったときに思い切ってUターンを決意しましたが、片道1時間半の通勤からようやく解放されました(笑)」。
いまでは一日に往復3時間分の余裕を使ってお子さんとの時間も大切に過ごされています。
以前の仕事と現在の仕事を比べてみてどうですか?
「前職では鋼製橋梁設計という限定的な仕事でしたが、いまの会社で技術士資格を取り、現在では道路や河川など、より幅の広い仕事を任されることで視野の広がる経験が積めています」とも。
プロポーザル(プレゼン)のプロと評されている高橋さんにこの仕事の醍醐味を聞いてみました。
「普段歩いている道や車で走るところはすべて我々の仕事なんです。公共性が高く国民生活を豊かにする仕事ですので、非常にやりがいのある仕事です。地図に残る仕事ってことですね」。
意義と達成感のある仕事に取り組む高橋さんは満足そうに語ってくれました。
給与体系についても「“ここで働く社員の幸せを希(こいねが)う”という社是理念のとおり、しっかりと社員に還元していますので、おそらく給与レベルは高いといえるでしょう」と広長総務課長は自信をもって言います。
同社では近年、社内の福利厚生レベルの引き上げにも努めてきました。
水曜日がノー残業デー(月に1~2回)、残業も遅くても22時まで。また2016年4月からは完全週休2日制となります。
これらも社内に貫徹している理念の具現化だといえるでしょう。
また、同社では資格取得のために様々なバックアップ体制を用意しています。
「新たに技術士資格取得に取り組む社員のために、社内で解答例やFAQをデータベース化しています。また、既存の技術士が直接受験指導する体制もとっています」。
多くの技術士を輩出する同社の仕組みづくりには余念がありません。
このように、ここで働くすべての人のために会社での働きやすさ、そして私生活のゆとりのための体制を整えています。
最後にUターンの方にむけてとっておきの一言をうかがってみました。
「例えば本州でこれまで転勤や地方巡りをやってきた中堅の方々が、どっしりと腰を据えて仕事をしていただくには最適の環境だと思います。平均勤続年数15年という定着率の高さがその証です」。
このアサヒ建設コンサルタントに興味をお持ちになった方は、ぜひ応募してみてください。
企業名 | 株式会社アサヒ建設コンサルタント(あさひけんせつこんさるたんと) |
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所在地 | 〒070-0038 旭川市8条通15目左4号 |
電話番号 | 0166-23-4526 |
FAX | 0166-23-4528 |
メールアドレス | contact@asahicc.co.jp |
ホームページ | http://www.asahicc.co.jp |
創業 | 昭和43年2月 |
従業員数 | 63名(うち技術者55名) |
業種 | 建設コンサルタント(土木・建築サービス業) |
事業内容 | 建設コンサルタント、地質調査、測量、補償コンサルタント、建築士事務所、計量証明事業ほか |
本社・支社等情報 | 函館出張所、道東出張所 |
UIJターン受入希望 | あり |
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インターンシップ受入 | 可 |
外国人の採用希望 | なし |
特記事項 | 65歳まで希望者全員を再雇用 H28.4より完全週休2日制に移行 |
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