有限会社 十仁薬局

旭川駅からほど近い十仁薬局本店と、宮下店を運営する有限会社十仁薬局。子供からお年寄りまで、地域のみなさんに親しまれる「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」を目指しています。

一人ひとりに合わせて使いやすい工夫を

—代表取締役で薬剤師の野田敏宏さんにお話をお伺いします。

大きくは処方箋を受け付け、調剤し、薬をお渡しするというのが仕事です。その他にお店まで来られないというお年寄りの方に薬をお届けしたり、飲み易い方法を教えたりと、在宅医療のお手伝いもしています。医薬品以外に介護用品の販売も行っていますので、例えば家族の代わりにおむつを選んで自宅まで持って行ってあげる、というようなこともあります。

当社では薬を処方する際に、そのお客様に合わせて使いやすく、飲みやすい工夫をするなど個々に対応をしているというのが特徴です。画一的にやるよりもずっと手間のかかることですが、こうして丁寧な仕事をしていくうちに、近くの病院以外の処方箋を持ってきてくださる方も着実に増えて来ています。
また店舗は街中にあるためアクセスも良く、待ち時間には近隣のお店やデパートに行くことができるので、利便性という点で優れていると思いますね。こども達にも楽しんでもらえるように絵本を設置したり、環境づくりにも気を配っています。

より身近な薬局を目指して

—日頃から心掛けていることや、御社の特徴について教えてください。

処方箋がないと入って来られない薬局ではなくて、誰もが気軽に健康相談ができるような場所にしていこうという動きがあります。市販の風邪薬を含め医薬品のラインナップを充実させ、病院に行くまでもない人には症状を聞いて薬を処方していき、お客様自身が治療していくという「セルフメディケーション」のアップにも貢献していきたいという考えです。その一環として、薬局内にはその場で血糖値を測定することができる、自己血糖測定器という機械を導入し、糖尿病予備軍の人、検診を受けていない人、病院に行く暇のない人などが、自分の健康管理に生かせるようになっていますね。地域の皆さんにとってより身近な「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」となれるよう、工夫している最中です。

気配りと思いやり

常にお客様の様子を見て、具合の悪い人は早めに順番を回してあげる、タクシーまで連れて行ってあげる、エレベーターの操作をしてあげるなどの気配りを大切にしています。特にお年寄りには細やかに接するよう、日頃からスタッフにも指導していますね。
できるだけお客様の顔や名前を覚えることも重要だと思います。顔見知りになってくるとお客様の方からも気にかけてもらったり、信頼関係が生まれていきますよね。帰り際に「ありがとう」と言ってくださる方もいますので、スタッフとしても嬉しい瞬間だと思います。

人材育成の面では、社員研修を積極的に行っていて、薬剤師も事務員も接遇や保険のことを学ぶ機会を設けています。薬局で働いているという経験を生かして、登録販売者の試験を受けることも可能ですし、そのための研修会や講習会への参加は会社で優遇もしています。
従業員は子供のいる人も多いのですが、休みをとったり交代がしやすい環境にもなっていますね。交通の便がすごく良い場所ですから、通勤のしやすさという面でも喜ばれる方は多いのではないでしょうか。

—どんな人材を求めていますか。

事務職の仕事内容としては、受付、処方箋の入力、お会計、レセプトという保険の請求をする業務や、介護保険関係の契約書類の作成、その他に医薬品や介護用品の配達業務などもお手伝いしていただきます。入ってから覚えることもありますが、パソコンの基本的な操作と運転ができれば他に必要な資格はありません。
外国人のお客様も増えてきていますので、英語・中国語など語学が得意な方がいれば歓迎します。事務職は女性が多いですが、配達など荷物を運ぶ業務もありますので、男性の方も歓迎しています。また薬剤師の方も随時募集していますので、興味のある方はご連絡ください。

地元の方はもちろん、Uターンや移住を考えている方にも、旭川はのんびりして非常に暮らしやすいところなのでオススメです。是非一緒に働きましょう！