株式会社ホッケン

掲載日 : 令和3年6月15日
募集職種 : 1:重機等の整備
ステータス : 募集中 UIJターン歓迎 


1974年の創業当時からお客様第一をモットーに丁寧なアフターフォローと高い技術で信頼を得てきた株式会社ホッケン。「日々成長」の目標のもと、お客様との末長いお付き合いを目指して業務に励んでいます。

──代表取締役 奥田裕之さん、サービス業務担当 金村純弥さんにお話を伺いました。
──株式会社ホッケンさんの業務内容を教えてください。

弊社の業務内容としては、建設機械の新車販売と中古販売、それとリースレンタル、そして最後に修理などのサービス業務が主になります。
扱う商品が建設機械なので皆さんあまり馴染みがないでしょうが、車屋さんがやっている新車販売、中古車販売、レンタカー、車検を含めたメンテナンスっていう部分の「車」が「建設機械」に置き換わったイメージでしょうか。
この業界では建設機械を購入しようとする場合、メーカーさん直営の販売店で購入するのが主流となっていますが、弊社は複数社の建設機械メーカーさんの代理店として業務を行っております。こういった色々なメーカーさんの商品を扱える形態で運営しているのが特徴であり、北海道には弊社しかないのではないかと思います。

メーカーさんが出来ないことを我々がしないと我々の存在価値がないですからね

──メーカー系のディーラーさんを選ばずにホッケンさんを選ばれるメリットというのは具体的にどこにあるのでしょうか?

たとえば修理などで言うと、メーカーさんにはメーカーさん独自のマニュアル化された作業がありますので、枝分かれのない仕事になります。弊社の場合はそういったマニュアルがないので、同じ修理でも「マニュアルに載っていないけれど、こうやったほうがいいんじゃないか」と自分たちで方法を考えて出来るので、その結果、メーカーさんのマニュアル通りであればかかるはずのコストや作業を簡略化できる部分があり、そういった面でディーラーさんには出来ないことが出来るというのが強みだと思います。
また、機械なので「使っていて急に壊れてしまう」ということももちろん起こります。その際にメーカーさんは限られた時間の中でスケジュールに沿って仕事をしているので「すぐに直してほしい」という依頼に応えきれないこともあります。そういった仕事を我々がメーカーさんの出来ない即日対応でこなしていける、そこをお客様も評価してくださって仕事をいただけているのだと思います。

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自分たちよりお客様の都合が優先

建設機械を使う仕事の人たちっていうのは天気勝負という面もあって、平日でも雨が降ると仕事が出来ない。でもそれで仕事の工期が遅れてくると土曜日にも仕事をしなきゃいけなくなる、そういうときに機械がトラブってしまうとメーカーさんはお休みで対応が出来ないんですよ。それなら我々のような会社が土曜日も対応する。自分たちの予定を重視するんじゃなくて、お客さんの仕事の状況をなるべく重視して対応してあげるというのが重要だと思っています。
時にはメーカーさんより弊社のほうが同じ新車の金額が高いというケースもあります。ですがその後のメンテナンスなどの対応力、信用や付き合いの深さというのも含めた上で、少々高くても弊社から新車を買ってくれるお客様がいるというのが我々の中で仕事のやりがいの部分でもあります。ただ安さを追求するんじゃなくて、高くてもその分の価値というのをお客さんが弊社に見出してくださって、それに対しての評価として新車の機械を買ってくれるというのが僕らの中での信用商売なんですよ。

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父の思いを重ねて

サービス業務担当 金村純弥さんに入社のきっかけを伺いました。
──前職も同じような業界ですか?

いえ、全然。警備員として現金輸送車に乗っていました(笑)
自分は元々車が好きではあったのですが、整備士の資格などは一切持っていなくて。それでも自分の好きなことから(職場を)探して仕事が出来れば、と考えていたところで、建設機械も車と同じエンジンがついていて動く……という似たような部分があるなと思いまして。
自分は3年前に会社社長をしていた父親を亡くしているんですけれども、その父親の考え方が非常に社長と似ていて重なる部分が多くあるんです。自分の中では父親と一緒に仕事をしてみたかったっていうのがずっとあったので、面接して頂いたときに仕事に対する社長の想いを伺って「あ、この社長の下で働きたいな」と強く感じたんですよね。
メーカーさんのほうが少し金額的には安いというときにも「ホッケンさんのサービスの部分で、少し高くてもホッケンさんから買う」と金額ではない部分で弊社を選んでくださるお客様もたくさんいて、自分の父親も社長と同じでそういうお客様を大事にする人だったので。

──募集職種を教えてください。

今は重機等の整備士と大型特殊自動車の検査員、溶接工の方。あとはレンタル機械の管理と整備が出来る方ですね。1年ほど前から採用に力を入れるようになりまして、8人ほど入社頂いております。
随分増えましたが元々が人材不足だったので、現時点でもまだ人材不足なんです。修理の仕事に関しては、受注依頼が10あるとしたら今応えられるのが3か4。実際もっとこちらから攻めて受注しようと思うと、その倍以上の仕事を確保することは可能なんですが、こなすだけのキャパがない状態です。メーカーさんも働き方改革などでこなす仕事量というのは減っている上に、我々と同じような既存の地場の企業さんも高齢化が進んでいてこれから仕事を辞めなきゃいけないというところも多くあります。新しくこの業界に入ってくる会社さんもいないのでこれから先もそういう状況は多分続くんじゃないかと思います。

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──業界未経験の方や若い新入社員が入ってきても教えられる体制はありますか?

それを僕らも今一緒に勉強中です。若い新入社員の中には普通科高校卒でまったく機械に関しても知識がなく、現時点で車の免許もないという子もいます。本当にこういう業界のことをイチから勉強していくという状況ですね。
弊社の主力のレンタル商品というのが冬の除雪機械になるのですが、12月~3月までという期間で保有する120~30台がすべて出ていって、4月頃に返ってくるんです。いきなりお客様の機械の整備を任せるわけにもいかないので、弊社が持っているその除雪機械を次の12月にまた貸し出せるようにメンテナンスしていくというところから整備の仕事を始めていきましょう、という形です。

──お仕事をする上で、特にここは譲れないという部分や、これは他社に負けていない!という面があれば教えてください。

他社に負けてないって言いきれる部分は無いです。常に出来てないから努力するし、今お付き合いをしてくれているお客様が明日もお客様でいる保証なんてどこにも無い。だから今付き合って頂いていることに感謝をして、それに対して技術できちんとお応えするのが僕らの仕事です。
あとすごく簡単な言葉ですが「成長」なんですよ。毎日意識しなきゃいけないのが「日々成長」。自分がどこまで成長出来るかってわからないんですよ。自分がどれだけ能力を持っているかなんてわからない。諦めたらそこで終わりです。ただ自分がどれだけ出来るかっていう可能性を信じて成長する癖をつけていくと、意識しないで成長する流れが出来てくると思っているので。会社がそういう姿勢で仕事をしていると、従業員やお客様も同じような思いで毎日を暮らせるようになる。そうすると仕事をしていてよかったな、という風に感じられます。

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──未来の新入社員さんにメッセージをお願いします。

最近弊社でもweb面接などで新卒の方や若い方ともお話させてもらう機会が多くありまして、そういうときに自分の学生時代を振り返って「学校で勉強している時間って楽しかった?」とよく訊きます。正直僕は楽しくなかった。好きじゃなかったので。だから学校の授業の時間って長いなあっていつも思っていました。現代にはただ何となくそのままの流れで就職をして「特に好きな仕事ではないんだけど給料をもらって生活をしなきゃいけないから何となくその会社でただ働いています」という感じで、楽しくない時間(仕事)を過ごしている大人がとても多いな、と感じます。でもそういう人も学生時代には部活は自分で選びましたよね。やりたい部活を選んで楽しいこともあったし苦労をすることもあるけれど、楽しいから努力できた。それをできれば仕事でもやってほしい。自分の本当にやりたい仕事。一生の間で一番長い時間を費やすのがやっぱり仕事なので、その時間を少しでも楽しくしてもらいたい、そういう思いで仕事を選んでほしい。これが僕からのメッセージですね。

企業概要

企業名 株式会社ホッケン(かぶしきがいしゃほっけん)
所在地 〒078-8235
北海道旭川市豊岡5条2丁目9番10号
電話番号 0166-84-5582
FAX 0166-84-7300
メールアドレス hokken-o@taupe.plala.or.jp
ホームページ https://kk-hokken.com/
創業 1974年
従業員数 22名
業種 建設機械卸売業
事業内容 建設機械の販売、修理及びレンタル
本社・支社等情報 その他事業所: 当麻営業所

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